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よくあるご質問

栃木県では、人と猫が共生する社会をつくるため、毎年2月を『正しい猫の飼い方推進月間』と定め、県内各市町や(公社)栃木県獣医師会と連携し、猫の正しい飼い方に関する普及啓発を県下一斉に推進しています。

1 猫は室内で飼いましょう

屋外は猫にとって危険がたくさんあります。
愛猫にこれだけのリスクがあっても、あなたは猫を屋外で飼いますか?

交通事故

栃木県では、年間6,000頭以上(1日あたり16頭以上)の猫が道路上で命を落としているというデータがあります。

けが

カラスなどの野生動物による攻撃やほかの猫との縄張り争いなど、屋外には様々なけがのリスクが存在します。

感染症

野良猫は様々な病原体を保有しています。
野良猫との接触による感染の結果、最悪の場合、命を落とすこともあります。
また、ノミやダニなどが付いてきてしまうことがあります。

迷子

『いつも帰ってくるから大丈夫』と思っていませんか?
他の猫などに追われたり、雷や花火などの大きな音に驚いてパニックになったりすると、思わぬ行動につながり帰れなくなることがあります。

予期せぬ妊娠

避妊手術をしないまま屋外飼養をしていると、野良猫と交配し、子猫が産まれます。
結果として、かけられる手間、時間、空間、お金が自身の限界を超えて飼育崩壊に至る例が少なくありません。

ご近所トラブル

当センターには、毎日のように猫による『糞尿被害』、車を傷つけられるなどの『物損被害』などの連絡があります。
あなたの猫が『ご近所の嫌われ者』のかわいそうな猫になっていませんか?

災害時の避難

屋外飼養の場合、いざという時に一緒に避難できないばかりか、屋外で危険な目にあっている可能性が非常に高くなります。
もしもの時に、あなたの目が届かないところにいる愛猫を助けることは困難です。

2 猫を室内で飼うのは狭くてかわいそう?

『猫を室内で飼うのはかわいそう』
本当にそうでしょうか?

  • 猫は十分な食べ物があれば、必ずしも広い空間でなくても大丈夫です
  • 平面的な広さよりも高さのある立体的な空間を好みます
  • 室内に、安全でストレスを発散できる環境を整えてあげましょう
  • キャットタワーや家具などで上下の運動ができるようにしてあげましょう
  • 飼い主と一緒に遊べるおもちゃや猫が自分で遊べるおもちゃなどを用意してあげるとストレス発散になります

3 知っていますか?猫の繁殖率

猫は繁殖力が非常に強い動物です。
避妊去勢手術をせずに無責任な繁殖をさせた結果、金銭面や衛生面など自身の生活環境を悪化させる事例や、家や車、農作物といった他人の財産に被害を与える事例が後を絶ちません。

  • 妊娠期間は約2か月です
  • 一度の出産で平均5頭産まれます
  • 生後6か月で繁殖が可能になります
  • 母猫も子猫が離乳してから2か月後には次の妊娠が可能になります
  • 春から秋の間に何回も発情し、1年に2~3回出産することが可能です
  • 環境省は、計算上、1頭のメス猫から3年後には2,000頭以上に増えると試算しています

4 迷子になっちゃった!どうしよう?

万が一、愛猫が迷子になってしまったら、以下の場所へ連絡しましょう。

  • 栃木県動物愛護指導センター
  • 最寄りの警察署(最寄りと管轄の警察署が異なる場合には、管轄の警察署にも)
  • お住まいの市町の市役所・町役場

保護されても飼い主がわからないと家に帰れません。
必ず所有明示をしましょう。

所有明示の方法

  • 首輪
  • 迷子札
  • マイクロチップ
    ※マイクロチップに登録している情報(飼い主の氏名や居住地、連絡先など)に変更があった場合には、必ず変更の手続きをしましょう
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