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よくあるご質問

これから犬・猫の飼い主になろうとしているみなさんは、犬・猫との幸せな生活を思い描いていると思います。
一方で、動物を飼うということは、家族が1人増えるのと変わらないくらい時間の制約も増え、体力的にも金銭的にも大変なことがたくさんあります。
このページをよく読んでいただき、本当に自分が動物を飼うことができるか、十分に考えた上で、新しい家族を迎え入れる決断をしてください。

【動画】ペットを飼う前に考えて欲しいこと
ペットを飼うということがどういうことか、お子様にもわかりやすいように製作した動画です。
ペットを飼うことを検討されている際に、ぜひご覧ください。(画像をクリック・タップすると外部サイトに移動します)

1 飼い主の都合でペットを手放すことになった事例

引っ越し先がペット不可

  • 転勤・転職などで住居が変わる可能性はありませんか?
  • 社宅などはペット可の物件ですか?
  • ペット可の物件に絶対に住むことができますか?

動物のアレルギーが出た

  • これまでに動物を飼った経験はありますか?
  • 常に動物がいる環境で過ごしたことはありますか?
  • 家族全員のアレルギーの有無は把握できていますか?

思っていたより大きくなった

  • 飼おうとする動物の特徴をきちんと把握できていますか?
  • 身体の大きさとともにエサの量が増えたり鳴き声も大きくなったりすることを想像できていますか?
    また、その影響を具体的に考えていますか?
  • 大きくなっても動物が快適に過ごすことができるスペースや運動量の確保など適正に飼える環境ですか?

仕事が忙しくなった

  • 仕事が忙しくても毎日のエサやトイレの片付けなどきちんとお世話ができますか?
  • 動物の健康の異常などに気付いて動物病院に連れていくことはできますか?
  • 留守でも動物が快適に過ごせる環境を用意できますか?
  • 動物の生活リズムが不規則にならないように配慮できますか?

子どもが産まれて世話をする時間がなくなった

  • 育児と動物の世話の両立はできますか?
  • 子どもが産まれても動物にも十分な愛情を注げますか?
  • 子どもが産まれてその先何年も、十分な時間・お金を動物にかけられますか?

近所から苦情が来た

  • 飼う動物に応じて、苦情が来ないような適切な飼育環境を用意できますか?
  • 特に犬の場合、周囲に迷惑をかけないように、しつけをきちんとできますか?

高齢になったペットの介護が重い負担に

  • 動物も老化現象(痴呆、排泄障害、寝たきりなど)があることを理解できていますか?
  • 年齢を重ねると様々な病気も出てきて医療費が更にかかりますが、十分にお金をかけられますか?
  • 介護が必要になると、動物の世話に時間が更に必要になることを想像できていますか?

病気で世話ができなくなった
飼い主が亡くなった

  • あなた以外に動物の世話をする(できる)人はいますか?
  • あなた以外の人が世話をできるように、きちんと動物のしつけをすることはできますか?

2 犬・猫を飼うのはお金がかかります

犬・猫を飼うと、その生涯でどれくらいお金がかかるか考えてみたことはありますか?

一般社団法人ペットフード協会が実施した『2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査』では、犬で月平均13,904円、猫で月平均7,286円の支出があったとされ、同調査の平均寿命(犬14.76歳、猫15.62歳)をかけると、実際に犬で約246万円、猫で約137万円かかる計算になります。

1か月あたり支出総額平均寿命生涯支出
13,904円14.76歳246万2,676円
7,286円15.62歳136万5,687円
出典:一般社団法人ペットフード協会『2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査』

実際に動物を飼うと、どのようなお金が必要かシミュレーションしてみましょう。

(1)初期費用

  • 飼うのに必要な各種用具(ケージ、首輪、おもちゃ、リードなど)
  • 法律に基づくマイクロチップの登録
  • 法律に基づく市町村への登録(犬の場合)

(2)不妊去勢手術

※おおよその目安で動物病院によって異なります。必要な術前処置や検査などによって、更に高い場合もあります。

  • 飼い主はみだりな繁殖を防ぐため、繁殖制限に務めなければなりません。
  • 適切な時期に不妊去勢手術を行うことは、犬・猫のストレス軽減や病気の予防にもつながります。

(3)毎年の必要経費

  • エサ代:平均5,000円/月(エサの種類や身体の大きさにより異なります)
  • 予防接種:約8,000円(混合ワクチン)+約4,000円(犬の狂犬病予防接種)
    ※おおよその目安で動物病院によって異なります。必要な術前処置や検査などによって、更に高い場合もあります。
  • 病気予防:ノミダニ駆除、フィラリア予防(犬の場合)など

(4)治療費(病気、ケガなど)

  • 手術や治療によっては数十万円かかることもあります。
  • 治療が長引くと、更にお金がかかります。十分な治療を受けさせることはできますか?
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