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三元豚のこと知っていますか?

三元豚とは?
  「三元豚(さんげんとん)」とは、3種類の品種を掛け合わせた豚のことです。「三元交配豚」とも呼ばれます。
 ブランド名・銘柄名ではなく、基本的には3種類の品種を掛け合わせた豚の総称です。 三元豚は、3種類の品種を掛け合わせることでそれぞれの長所を活かした豚を生み出し、バランスのとれた良質な豚肉の安定供給を可能としました。

三元豚のメリット
 豚は品種によって体質や特徴、性格が異なり、それぞれに長所と短所を持っています。そして、純粋品種だと、品種特有の病気に罹かかりやすく、生産性が低下し、供給のリスクや価格リスクの可能性も高まります。それに対し、三元豚は、品種を掛け合わせることで、短所を補い長所を最大限に生かすことができます。

 日本での三元豚の主流は「LWD」 上の表のさまざまな品種が三元豚に使われますが、国産三元豚で最も主流な組み合わせは、ランドレース(L)と大ヨークシャー(W)との交配で生まれた雌豚(LW)に、デュロック(D)の雄豚を掛け合わせた「LWD」です。このLWDの三元豚は、日本の市場全体の70〜80%を占めているといわれています。

 ランドレースの繁殖性の良さと多産性、大ヨークシャーの哺育成長性と良好な赤身・脂身バランス、デュロックのサシ(霜降り)の入り肉質を併せ持つのがLWD三元豚です。日本人の好みにあい、供給と品質面でも安定し、トータルコストが秀でている人気のお肉です。

 LWD以外の組み合わせとしては、ランドレース(L)とデュロック(D)にバークシャー(B)を交配した「LDB」や、金華豚(K)を交配した「LDK」などがあります。

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