もとは誰かが捨てていったのかもしれない。どこからかたどり着いた猫をみた。最初は1匹だったのだが、いつの間にかパートナーを見つけ子どもが生まれた。子猫はかわいい。かわいそうだと思う人が出てきてもおかしくはない。そういう人が餌やりを始めた。子猫は元気に育ち、餌やり場に違う猫も集まり始めた。半年するとまた子猫が生まれ、1年するとさらに猫は15頭に増えた。子猫が交通事故に遭う、育ちの悪い猫が行き倒れて亡くなることもあった。そして、近所で苦情の種となってきた。たった1年でそうなる。
見えていたことは、かわいそうな子猫がいたこと。そして、それをかわいそうだと思う気持ちである。その人はその後が見えていなかった。このようなケースは各所で起こっており、無責任に餌やりをすれば、猫は集まってきてどんどん増えてしまう。

「捨て猫、無責任な餌やり」は、すべて、人間がしでかしたことであり、結果として不幸な猫を増やしている。
良い結果も悪い結果も、原因がある。あまり考えず行動することが、のちのち大きな問題になってしまうこともある。見えていることから、見えていないことを洞察して、冷静な対応をすることの大切さがわかると思う。
かわいそうな猫を増やさぬように、不妊去勢手術を施す。そのために餌を与え、猫を慣らす。とにかく無責任に餌を与えないことが肝要であり、それは、動物への愛情でもある。野良猫の問題は、野良猫が地域にまたがって生息しているため、責任の範囲を把握することも難しく個人で解決を図ることは難しい。






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