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よくあるご質問

譲渡対象の子犬と子猫について

あいちゃん

当センターで譲渡をしている子犬と子猫には次のような特徴があります。

まもるくん

譲渡事前講習会でもお話をしている内容ですが、
譲渡を希望される前に改めてご確認ください。

1 子犬について

どうして動物愛護指導センターに来たの?

  • 写真は、栃木県内の実際の野犬の群れです。
  • 当センターでは法律に基づき、飼い主の管理下にない犬(公共の場所で離れている、他人の敷地に入り込んでいるなど)を捕獲しています。
  • 『保護』された犬ではなく、あくまで『捕獲された犬』です。
  • 譲渡事業を通して、模範的な飼い主の養成生存機会の拡大をしています。

捕獲された犬はどうなってしまうの?

  • 捕獲された犬は9日間、元の飼い主が現れるのを待ちます。
  • 飼い主がいない子犬で、譲渡の適性(人慣れの度合い、攻撃性の有無など)があれば、譲渡会に参加します。
  • 譲渡会に参加しない犬も、その特性を十分に理解いただいた上で
    希望する方に譲渡をしています(個人譲渡)。

動物愛護指導センターの子犬の特徴は?

  • 生後半年~1年で15~20kg程度になります(中~大型犬サイズです)。
    成犬になったときのサイズは、さらに大きい可能性も十分にあります。
  • 元は野犬なので、犬の本能として噛みグセ・吠えグセ・引っ張りグセが強く出る傾向があります。
  • あまり人に慣れていない子犬もいます。
  • 成長につれて、見た目が大きく変わる可能性があります。
  • 両親が不明なので、遺伝的な情報はわかりません(先天的な原因で幼い頃に死ぬ可能性も高額な治療費がかかる病気をもっている可能性もあります)。

動物愛護指導センターから子犬を迎えたら、誓約事項を守ること以外にどのようなことが必要?

  • 活動的な子犬が多いので、子犬の時から室内遊びや散歩など相当の運動量が求められます
  • 噛みグセ・吠えグセ・引っ張りグセが問題行動につながらないように、根気強くしつけをする必要があります
  • あまり人に慣れていない子犬の場合、関係性を築くのに犬のペースで付き合う必要があります(慣れるのに数か月かかることもあります)。
  • 子犬との関係性の構築や健康管理の観点から屋外での飼育はお勧めしません。

実際、譲渡を受けた人はどんなことに困っているの?

  • 子犬の譲渡を受けた方を対象に行った追跡調査では、
    『犬を飼い始めて困ったことはありましたか?』という問いに対し、約半数の48.3%の方が『あった』と答えています。
  • 困ったことの内容としては、
    『噛みグセ・甘噛み』と答えた方が62.6%『引っ張りグセ』と答えた方が36.3%いました。
  • 噛みグセや引っ張りグセは、
    きちんとしつけをしないと、飼い主だけではなく他の人へも危害が及ぶ可能性があります。
  • 『吠えグセ・無駄吠え』と答えた方も14.3%いました。
  • 犬の鳴き声はご近所トラブルの原因になりやすいため、吠える原因を取り除いてあげることが必要です。

2 子猫について

どんな子猫が動物愛護指導センターに来るの?

  • 当センターでは、原則として猫の収容は行っていませんが、例外的に以下のような猫を収容しています。
  • 産まれたばかりで親に育児放棄されてしまった猫
  • 病気やケガにより自力で動くことすら困難な猫

収容された猫はどうなってしまうの?

  • 育児放棄された猫は、職員がお世話をして育つ見込みがあれば育てて譲渡対象の子猫にします。
  • 病気やケガの場合は、できる範囲の治療を行います。
    快復した場合、子猫であれば譲渡対象、成猫であれば希望される方への譲渡または快復後、収容された場所に戻します。
  • 飼い猫の可能性も考えられる猫については、ホームページに掲載します。

動物愛護指導センターの子猫の特徴は?

  • まれに、猫白血病ウイルス(FeLV)猫免疫不全症候群(FIV)に感染していることがあります。
  • 両親が不明なので、遺伝的な情報はわかりません(先天的な原因で幼い頃に死ぬ可能性も高額な治療費がかかる病気をもっている可能性もあります)。

動物愛護指導センターから子猫を迎えたら、誓約事項を守ること以外にどのようなことが必要?

  • 同居する猫がいる場合は特に、接触させる前に動物病院でFeLVとFIVの検査をすることをお勧めします。
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